不妊症　治療

不妊症の原因は女性だけでなく男性にも原因があったりします。また、不妊症の治療も、費用や方法は様々です。不妊治療に関する正しい知識でできる限り効果の高い治療を行いましょう。

不妊症の原因としてはまず、大きく分けると3つの要素が考えられます。

１．排卵障害による不妊症
排卵障害とは４つの種類があり、その症状は様々で、これらが女性の不妊症の原因となる場合が考えられます。

・散発性無排卵周期症 ・・・ 時々、無排卵周期となる
・持続性無排卵周期症 ・・・ 無排卵周期が続く
・希発排卵症 ・・・ 年に１〜２度しか排卵しない
・無排卵症 ・・・ まったく排卵が見られない

生理不順の方、もしくはまったく周期が異なっていて不規則の方というのは、排卵周期の異常に気づきやすいそうですが、生理が規則的にあったとしても無排卵という場合もあるそうです。体温の変化からも読み取れる場合があるそうですので、基礎体温をこまめに付けて注意しておいた方がいいみたいです。

２．卵管障害による不妊症
卵巣から排卵された卵子は、卵管采に捕らえられ卵管に移動します。そして卵管で受精し、分裂を繰り返しながら子宮腔内へ移動し子宮内膜に着床するわけですが、子宮内膜症や、性感染症などの原因により卵管が詰まってしまい、排卵された卵子と精子が受精できなくなってしまい不妊症の原因となってしまいます。

３．着床障害による不妊症
子宮内に奇形などといった異常があり、受精卵が着床できないことによる不妊症です。他にも、子宮の「子宮筋腫」や子宮内膜がポリープ状に増殖した「子宮内膜ポリープ」も着床できない原因になることがあるようです。

上記に挙げた不妊症の原因は女性に限ってのものですが、不妊症の原因は男性にも多いことが最近知られるようになってきているようです。特に注目されているのが無精子症です。無精子症とは精液中に精子存在しないという状態です。この場合、精子がいないわけですから、妊娠はまず不可能です。男性の不妊症の原因の一つ「無精子症」の原因は大きく二つに分けられており、精巣が精子を作れない場合（機能性・非閉塞性無精子症）と作られた精子がでない場合（閉塞性無精子症）とがあるそうです。

男性、女性ともに不妊症の原因としては「生活習慣病」などといった現代人に多い生活スタイルも大きな要因の一つになっているようです。やはり、かわいい赤ちゃんを授かるためにも、規則正しく健康的な生活や食事が必要みたいです。